毎日の食事で加齢臭対策・予防

加齢臭の元である「ノネラール」は40歳代から増える物質で、特に女性は閉経後に「ノネラール」が増加するとされています。この「ノネラール」対策には、毎日の食事に気を付けることが大事です。
加齢臭対策に有効な「抗酸化物質」を食事から摂る 加齢臭が発生する原因は、活性酵素の増加にもあります。活性酵素が増えると過酸化脂質も増え「ノネラール」が大量に発生します。そのため活性酵素を抑制する「抗酸化作用」が重要になります。 抗酸化作用には、体内でつくられる「抗酸化酵素」と、体外から取り入れる「抗酸化物質」の2つがあります。 「抗酸化酵素」は加齢とともに減少するので、「抗酸化物質」を意識的に摂取する必要があります。「抗酸化物質」を栄養素としてからだに取り入れることで、活性酵素を押さえ、加齢臭対策につながるというわけです。 抗酸化物質は主に、ビタミンCやEなどの「抗酸化ビタミン」、亜鉛や鉄、マンガンなどの「抗酸化ミネラル」、植物性の食品に含まれるポリフェノールやカテキンなどの「フィトケミカル」の3つがあります。特に女性が大好きな、ビタミンCとビタミンEには抗酸化作用があり、老化防止や免疫力を高める働きも持っています。 抗酸化作用のある食品を意識して食べることで、活性酵素を退治し、加齢臭を抑制することができます。また、抗酸化作用のある食品を多く取ることは、活性酸素によって傷ついた細胞を再生させる効果もあります。(いわゆるアンチエイジング効果) 抗酸化物質は、野菜や魚介類、果物などに多く含まれています。日常的に食生活に気を使っている女性であれば、バランス良く様々な食品を摂っているでしょうから問題ありません。 しかし、一人暮らしの女性や忙しくて外食やお弁当が多い女性は、野菜や果物が不足しがちです。加齢臭が気になる女性は食生活を見直し、積極的に抗酸化食品を摂ることが加齢臭対策になります。 脂質の多い、肉類やマヨネーズ、バターなどを多く食事で取ることで、皮脂腺に脂肪分が増え、分解される脂肪分も増えるので、加齢臭の原因となる「ノネラール」の分泌も多くなります。当然加齢臭も強くなるので注意が必要です。 以上を踏まえ、以下の食品を意識的に食べると加齢臭を抑えることができます。 和食には活性酵素を減らす効果のある食品や、抗酸化作用のある食品を多く使っています。毎日の食事を和食中心にすれば自然に加齢臭を抑えられます。 雑穀の胚芽部分には抗酸化作用のあるビタミンEが多く含まれています。また精米されていない玄米や胚芽米には、ビタミンEの他、ビタミンBやミネラルも豊富に含まれています。 肉類は脂肪酸の分泌を高め、加齢臭の臭いが強くなる原因となります。それに比べ魚介類は、ビタミンEを多く含むので加齢臭予防にはとてもよい食品です。ただしビタミンEは熱に弱く酸化しやすい為、魚介類をお刺身など生で食べるのが、加齢臭対策にはより効果的です。 また和食にはかかせない食材の大豆製品(豆腐や味噌など)には、イソフラボンなど抗酸化作用のある物質が多く含まれており、毎日食べることで、加齢臭対策につながります。 その他にも、梅干しは体臭を少なくする効果があり、緑茶のカテキンやごまのセサミノールも効果的で、わさびやショウガなどにも抗酸化作用があるといわれています。抗酸化物質を意識的に摂取
抗酸化物質は主に3つ
バランスの良い食事が加齢臭対策につながる
脂質の摂取を控える
加齢臭対策に効果のある食品
食事を和食中心にするだけで加齢臭対策になる?
主食には玄米や胚芽米が有効
とくに「ビタミンE」には油の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、老化防止にも効果があります。ビタミンCはビタミンEの抗酸化作用を高める働きがあるので、一緒に摂取するとより加齢臭になります。肉よりも魚、大豆製品は毎日とりたい
その他和食に使う食材も効果的